スモールビジネスでは、集客が重要です。
インターネット上での集客では、デジタル広告を活用するのもひとつの手です。
デジタル広告で最も有名なものはGoogle広告です。
Googleはインターネット上で最も影響力のあるプラットフォームで、活用しない手はないです。
しかし、検索をするときに、GoogleではなくYahoo!を使う人もいます。
そういった方にアプローチするには、Yahoo!広告を活用することもひとつの手です。
ここでは、少額でも活用できるYahoo!広告について開設します。
Yahoo!広告とは?
Yahoo!広告の基本的な概念の紹介
Yahoo!広告は、Yahoo!Japanのサービスに広告を掲載できるインターネット広告です。
例えば、Yahoo!検索の検索結果に広告を表示することができます。
その他にも、Yahoo!ニュースなどに画像形式の広告を表示させることも可能です。
■Yahoo!広告 公式サイト
https://ads-promo.yahoo.co.jp/?o=JP3790
Yahoo!広告の主な広告形式
Yahoo!広告には、Yahoo!検索広告とYahoo!ディスプレイ広告があります。
Yahoo!検索広告の具体例
Yahoo!検索広告は、Yahoo!検索の検索結果にテキスト型の広告を掲載するものです。
たとえば、みかんのネット通販を行っているビジネスだとします。
このとき、Yahoo!検索で次のようなキーワードで検索されたときに、広告を表示させることができます。
- 美味しいみかん 通販
- みかんが食べたい ネット通販
- 高級 オレンジ すぐ届く
このキーワードで検索しているユーザーに、みかんの広告が出てきたら、つい見てみたくなりませんか?
このように、商品やサービスを探しているユーザーに広告を表示するものが、Yahoo!検索広告です。
なお、赤枠の部分はすべてYahoo!検索広告です。
これを見ると、広告優先で表示されており、影響力が大きそうなことがわかるのではないでしょうか。

Yahoo!ディスプレイ広告の具体例
Yahoo!ディスプレイ広告は、Yahoo!ニュースやスポーツナビなどのYahoo!の関連サービスのWebサイトで掲載される広告です。
主な広告形式は、次の3パターンです。
- テキストと画像の両方
- 画像だけ
- 動画
具体的には、次のような形で表示されます。
こちらもかなりインパクトがあるのがわかると思います。
そのため、広告掲載すれば大きな効果があります。

Google広告との違い
実は、Google広告にも、Google検索広告とGoogleディスプレイ広告があります。
これは、Yahoo!広告と全く同じものです。
違いは、Yahooの関連サービスに掲載するか、Googleの関連サービスに掲載するかの違いです。
また、広告を掲載する際に使用するシステムもほとんど同じものになっています。
そのため、Yahoo!広告の知識があれば、Google広告も同じように活用可能です。
スモールビジネスに最適なYahoo広告の利用方法
Yahoo!広告の特徴としては、中高齢者に強いことが挙げられます。
また、比較的、ITリテラシーが高くないユーザーが多く利用していることが言われています。
逆に、若年層やITリテラシーが高いユーザーは、Google検索を使用したり、SNSなどで調べている人が多いと言われています。
そのため、少しITに疎い方がビジネスの対象であれば、Yahoo!広告を上手く活用することができます。
また、インターネットを利用しているユーザーの多くはYahoo!か、Googleを使用しています。
そのため、どちらに広告を掲載しても、非常に多くのユーザーに自社のビジネスを知ってもらうことができます。
可能であれば、Yahoo!とGoogle両方に掲載して、どちらがより効果が高いのかを比較するのが最もうまいやり方です。
Yahoo!広告で成功するために
Yahoo!広告で自社の広告を掲載し、成功するためには、2つやっていただきたいことがあります。
ひとつは「Yahoo!広告を使った成功事例を知ること」、もうひとつは「Yahoo!広告の基本的な知識を学習すること」、です。
Yahoo!広告の成功事例
Yahoo!広告の公式YouTubeチャンネルでは、多くの成功事例が紹介されています。
例えば、次のような成功事例が掲載されています。
- お問い合わせの3割はYahoo!広告から!(一般社団法人 終活協議会様)
- Yahoo!広告の導入で講習会のお申し込み件数が5倍に増加!(株式会社日本建設情報センター様)
- コロナ禍で広告を再開! 手厚いサポート体制で成約率を13.2%UP(有限会社 ワイズ原田様)
- Yahoo!広告をはじめて、22,000人にPRできました(北九州市役所様)
- Yahoo!広告をはじめて、売り上げが50倍に増えました(雅 京都観光タクシー様)
- 地方セミナーの参加者が3割増加しました(創業手帳株式会社様)
こちらからも成功事例についての記事をチェックすることができます。
■Yahoo!広告 事例(公式サイト)
https://ads-promo.yahoo.co.jp/service/case/?o=JP3790
「成功事例があるから自社もすぐに成功できる」と考えるのではなく、「こういった成功事例があるが、自社のビジネスでも何か活用できる方法があるか」を想像してみることが大切です。
まずは、「こんなケースであれば活用できるのかも」というイメージを膨らませることが広告活用の第一歩です。
Yahoo!広告の学習方法
次に、Yahoo!広告の基本的知識を学習する方法についてです。
主に、YouTube動画での学習と、コラムによる学習があります。
Yahoo!広告では、全く経験のない方向けに、YouTube動画リストを作成しています。
こちらから基本的な知識を学ぶことが可能です。
■【LEVEL0】Yahoo!広告を検討中の方へ(Yahoo!広告 公式YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL6l0Kb55Bk3aAu9Oxq6oaDI-lAUYO4ufV
また、公式サイトでは、各業種別の広告活用術が掲載されています。
こちらも非常に参考になります。
■Yahoo!広告 業種別・Web広告活用術(公式サイト)
https://ads-promo.yahoo.co.jp/service/start-articles/business/?o=JP3790
また、Yahoo!広告公式のセミナーもあります。
■基礎からわかる Yahoo!広告セミナー(Yahoo!広告 公式サイト)
https://ads-promo.yahoo.co.jp/topics/cp/ld202308/?o=JP3790
なお、このような学習教材はGoogleでも準備されています。
Yahoo!広告がややライトな感じがある分、Google広告はしっかり学習できるものが多いです。
今後、デジタルマーケティングを積極的に活用していきたい強い意欲のある方には、Googleの教材をオススメします。
こちらの記事が参考になります。
Yahoo!広告でよくある失敗例
上手く活用すれば高い効果を得られるYahoo!広告ですが、うまくいかずに失敗してしまうこともよくあります。
いくつかの例を挙げます。
ターゲットユーザーをよく考えずに掲載してしまった
一番気をつけていただきたいのが、「ターゲットユーザーについて、しっかり考えずに広告を掲載してしまうこと」です。
Yahoo!広告では、日本にいる数千万人のユーザーに広告を表示することができます。
逆に言えば、狙って広告を表示させないと、自社のビジネスにまったく関係ない人に広告が表示されてしまうということです。
これは大変もったいないです。
そのため、まずはしっかり自社のターゲットユーザーを考えてみることが重要です。
効果が出ないからとすぐにやめてしまった
これもよくありがちな例です。
「すぐに成果を出したいからと、急いで広告を掲載し、効果がないからとすぐにやめてしまう」ことはよくあります。
しかし、何事もすぐに結果が出るということはなく、Yahoo!広告も例外ではありません。
まずは3ヶ月~半年くらいは継続して広告掲載してみることが大切です。
Yahoo!広告は、100円から広告掲載することができます。
そのため、予算を6カ月に分けて、継続的に広告配信してみるのは、ひとつの手です。
アドバイザーをつけずに自分だけでやってしまった
こちらもたまにあります。
「広告代理店に依頼すると費用が掛かってしまうため、自分だけで広告を掲載してみたものの、上手くいかずにすぐにやめてしまった」というパターンです。
広告代理店を味方につけることができれば、非常に強力なサポーターとなるのですが、現実には海千山千の世界でもあります。
現在では、Yahoo!広告の公式サポートが充実しているため、まずはそちらに相談をするのがより良い方法です。
下記の公式サイトから、フォーム、電話、LINEで相談が可能です。
■Yahoo!広告 無料個別カウンセリング(公式サイト)
https://ads-promo.yahoo.co.jp/
- Yahoo!広告ではYahoo!Japanの関連サービスに広告掲載できる
- Yahoo!検索広告と、Yahoo!ディスプレイ広告がある
- 成功事例を知り、基本的な知識を学習することで成功しやすくなる
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