スモールビジネスでは、ブランディング(ユーザーに知ってもらうこと)が重要です。
ビジネスを開始した時点では、ほとんどのユーザーはそのビジネスを知りません。
まずは知ってもらうことが一番になります。
そのため、スモールビジネスでは集客が大事、と言われます。
そのために活用できるのが、Twitterとnoteです。
両者を連携させることで、効果の高いスモールビジネスブランディングを行うことができます。
ブランディングとは
ブランディングとは、ユーザーに自社のことを知ってもらう活動です。
ユーザーが自社を知っている(社名やサービスを思い出すことができる)状態を、「ブランドを認知している」と言います。
この「ブランドを認知している状態」にするのが、ブランディングです。
たとえば、「Twitter」と言われれば、誰でもすぐに140文字のSNSだと分かります。
この状態が、ブランドを認知している状態です。
スモールビジネスを始めた段階では、ほとんどの人は自社のことを知りません。
そのため、知ってもらう活動(ブランディング)が非常に重要となります。
自社を知っていなければ、商品を購入することはないからです。
Twitterとnoteを活用したブランディング
Twitterとnoteとは
Twitterは、日本で一番ユーザーが多く、140文字でタイムリーさが特徴のSNSです。
noteは、メディアコンテンツプラットフォームで、個人や企業が文章や動画、音声を発信して、創作や交流を楽しむ場です。
140文字のつぶやきもできます。
この両者はタイムリーさと発信のしやすさから、相性の良いメディアです。
また、初心者でもハードルが低く、始めやすいのも特徴です。
その分、独自性を打ち出しながら情報発信できれば、多くのユーザーにアピールすることができます。
ブランディングのはじめ方
ブランディングでまず行うのは、情報発信です。
「世の中に、自社の存在を伝える」ということです。
その際に手軽に利用できるツールとして、SNSがあります。
特に、Twitterは文章と写真だけで構成されているため、難しい知識は必要ありません。
そのため、まず最初に使ってみるのはありです。
また、その他の情報発信ツールとして、noteがあります。
noteは、ブログのようなツールで、多くの個人や企業が情報発信しています。
こちらも手軽に始めることができ、文章を書くだけでも発信ができます。
このTwitterとnoteは非常に相性が良く、連携して利用することで、ブランディングの成功に一歩近づくことができます。
Twitter×noteを活用したブランディング
Twitterとnoteの一番基本的な活用法は、noteで公開した記事を、Twitterで宣伝する手法です。
Twitterの拡散力とnoteの情報発信力をかけ合わせて効果的にブランディングを行うことができます。
Twitterのプロフィールには、noteのアカウントも掲載しておきましょう。
noteのプロフィールや投稿でも、Twitterを紹介しましょう。
noteで投稿を公開したら、Twitterでも宣伝するのも大切です。
知っておきたい現実
しかし、現実には、すでに一定数のフォロワーがいない限り、ほとんど効果はありません。
Twitter上には、多くの情報発信者がいるため、かすんで見えてしまうためです。
そのため、重要なのが「独自性をアピールする」ことです。
そして、オススメしているのは「ちょい人気者を目指す」ことです。
さらなるTwitter×note活用法
Twitterのさらなる活用法
Twitterで、ただ宣伝をするだけでは非常にもったいないです。
Twitterは、コミュニティです。
リアルの学校や会社と同じ世界であり、大切なのは色々な人とコミュニケーションをとることです。
コミュニケーションとは、誰かと会話をすることだけではありません。
色々な方の投稿をチェックして、自分なりの意見や考察を考えることもコミュニケーションのひとつです。
そこでやっていただきたいのが、色々な方の投稿をチェックし、自分なりの意見をnoteに投稿することです。
そして、またTwitterと連携して宣伝しましょう。
そういった情報発信を続けていくと、投稿を見てくれる人や返信をくれる人が出てきます。
また、Twitterからnoteに移動して、noteの記事を見てくれる人もいるはずです。
これもまたコミュニケーションです。
このコミュニケーションが継続されると、しだいに自社を知ってくれる人も増えていきます。
つまり、ブランディングです。
もっともっとTwitterを活用する
Twitterをもっと活用したいひとに利用してほしいのが、Twitterのアンケート機能です。
Twitterには、選択肢式のアンケートを投稿する機能があります。
この機能を活用して、自社にまつわるアンケートをやってみるのもありです。
ポイントとしては、自社と世間がちょうど交わるようなテーマでアンケートをつくってみることです。
自社の中だけの話をアンケートにしても、誰も興味を持ちません。
世間で話題になっていることだからといって、アンケートに興味を持ってくれるわけでもありません。
「世間で話題になっていて、それがちょうど自社にも関係ある」、そんな時にアンケート機能は上手く機能します。
noteのさらなる活用方法
noteでは、記事を有料化することができます。
「ここから先は有料です」というパターンです。
もし、自社だけが持っている情報があれば、有料記事をつくってみるのもありです。
noteは、音声や動画も有料にできますし、メンバーシップという有料のコミュニティをつくることもできます。
まずは、情報を発信をしてみることから始めるのが大切ですが、軌道に乗ってきたら色々チャレンジしてみるのもありです。
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もっと活用するTwitter×note
さらに活用したい方は、Twitterで短い情報だけを発信し、より詳細や考察はnoteの有料記事で紹介するという方法です。
これは、ある程度ブランディングが進み、Twitterのフォロワーもついてきたら、よりビジネスを加速することができます。
ただし、基本はTwitterで価値のある情報を提供して、noteでも”無料で”より詳細な情報を提供する形です。
有料でも読みたいと思わせる記事というのは、かなり高度なテクニックが必要です。
Twitterをさらに使いこなす
もし、Twitterで意見やフィードバックが寄せられたら、ぜひ活用しましょう。
それを元に、noteで新しい記事を書いたり、新しいサービスを開発するのもありかもしれません。
そういった際には、ユーザーには礼儀正しく感謝しながら接しましょう。
少しイラっとするようなことを言われたからといって、絶対に感情的になって言い返してはダメです。
Twitterはコミュニティなので、迷惑な人は誰も相手にしなくなります。
相手のことを考えながら、しっかり対応するのがコミュニティのルールです。
ブランディングで大切なこと
スモールビジネスのブランディングで大切なことは、「独自性をアピールする」ことです。
世の中には、多くのサービスがあり、すでに成功しているものもたくさんあります。
あとから同じようなサービスをアピールしても、まったく興味を持ってもらえません。
何か1つでもよいので、違いをつくることが大切です。
そのため、目指すべき姿は「ちょい人気者」です。
ちょい人気者は、「みんなに人気があるわけではないけど、少数の人にはすごく人気がある」人のことです。
たまにこういう人いませんか?
ちょっと変わった人なんだけど、周囲には人気がある人。
みんなに人気がある人は限られています。
メディアを賑わせているのは、ごくごく限られた人たちであり、マネはできません。
多くのスモールビジネスでは、周りの人にはちょっと人気がある「ちょい人気者」を目指しましょう。
- スモールビジネスではブランディングが重要
- ブランディングには、Twitterとnoteを活用する
- 重要なのは「ちょい人気者」になること
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